誕生日 [旅の話(ハワイ島)]
昨日は誕生日で、朝からいろんなところからお祝いのメールが届いた。
ここにきて1週間。日本を離れて10日。
ホームシックになるほど大した時間じゃないけど、届いたメールを読んでちょっとほろりとする
近くにいなくても、世界のどこかで自分のことを思い出してくれる人がいると思うだけで、心がほわっとあたたかくなる。そんな家族や友達がいると思うだけで何倍も強くなれる気がする
遠くにいるからこそ、そのありがたみをしみじみと感じることができたから、こんな誕生日も悪くないと思った。
夜は一緒にB&Bを手伝ってるAmber外食してガールズトーク。
また新しい友達ができたことにも心から感謝
じゅじゅ@しあわせ~
何もいらない [旅の話(ハワイ島)]
今朝はとってもいい天気で、ラナイからまできれいに晴れてた。
海からの風がラナイを抜ける。空気はフレッシュで澄んでいて、風で揺れる木々のふれあう音と小鳥のさえずる声だけが聞こえる。水平線はかすんでいるけど、遠く遠く180度見渡せる景色は心をすっきり軽くさせる。
眼下には 海岸線とビーチ、青い海に白い波が砕けるのが見える。
いろんなややこしいことをぜーんぶ忘れさせてくれるような景色。
キャリアも、お金も、面倒くさい人間関係も、なーんにもいらないような気がする。
生きていくのに必要なものは、ぐっすり眠れる場所、少しの食べ物と水、信頼できるファミリーかともだち。
それ以外に何がいる?
高級な車も、夜景の見える高層マンションも、ブランドのバッグも、ハイヒールもいらない。
そんなシンプルな生活にあこがれる。。。
じゅじゅ@でも生きていくにはお金が必要。
気づけばハワイ島 [旅の話(ハワイ島)]
あっという間に気づけばハワイ島。
A beautiful Edge of the World というB&Bの仕事をHelpxで見つけ、ここにきた。
旦那のちんは只今ワイキキから北上しロスまでヨットで航海の真っ最中
その間わたしは滞在費を浮かす、というのが今回の計画。カウチサーフィンという選択もあったけど、何もせずに誰かのうちに滞在するよりも、仕事をするかわりに滞在費が無料というほうが性に合ってるので、ワークエクスチェンジにした。
B&BはKonaから車で30分ほどのキャプテンクックという地区にあって、玄関を入ると目の前にコーヒーやパパイヤの農園、眼下には青い海が広がり、このままずーっとここに座っていられそうなくらいpeacefulな場所。
オーナーが世界の美しい端っこと名付けた気持ちがわかる気がするな~
オーナーファミリーは2か月ほど海外へ出られているので、その間ここを任されている台湾系カナダ人のアンバーの手伝いをするのが私の仕事。もちろん給料はもらえないけど、 滞在費、食費はかからない。それでじゅーぶん!!
おもにチェックアウト後の部屋の掃除と朝食が私の担当。部屋は3つだけだし、滞在中は掃除をしなくて良いので、意外と楽ちんで、空いてる時間はラナイでのんびりしたり、本を読んだり、インターネットもできる。
我ながらいい場所見つけたな~。聞けば12人も候補者がいたらしいので、選んでもらえたことに本当に感謝
旅の始まりはとーっても平和なのであった(*^^*)
じゅじゅ@ラナイ
空に浮かぶイルカ [旅の話(ハワイ島)]
虹が出てたり、きれいな月が出てたり、
そうでなくても私は空の雲がとても好きで、いろんな形に見えては子供のようにはしゃぐ。
コナの町に戻って、
「あと1日か~・・・」って寂しく町を散歩してた。
夕日の沈んだコナの町は美しく、水平線の際はまだ明るく光っていた。
ふと見上げると大きなシャークが1匹、「にかっ」と笑ってた。
「わ~!笑ってるね~」
とはしゃぐ私に友達は不思議そうな顔をして空を一緒に見上げた。
最後のお土産ショッピングを済ませ、「どこかビーチの見えるレストランに入ろう」ってことになり海沿いのレストランに席を取る。
ビーチに面したその席で空を見上げてびっくりした。
月の浮かぶ空に空に無数のイルカが泳いでた。
「すごい・・・」
しばしボー然・・・
この旅はイルカに始まりイルカに終わる。
イルカと泳ぐために来た旅だったんだなーって。
旅のはじめに泳いだイルカ達がお別れを言いに着てくれたような気がした。
2007年のハワイ島の旅は、本当に不思議なことにたくさん出会って忘れられないものになった。
ハワイ島ってすごいな~
きっとこれからも何度も訪れるんだろうな
じゅじゅ@イルカさん
ハワイ島は生きている その2 [旅の話(ハワイ島)]
それは火山列島のある日本も同じで、有名な富士山はもちろん阿蘇山付近も神聖な場所、パワースポットと呼ばれるところは多い。
最近少し落ち着いてきたけど、スピリチュアル、とかパワースポットと言う言葉がひとり歩きしてなんだか面白半分と言うか、オカルト的なものだったり、現実逃避的なものだったり、流行でなんだかへんな方向にいっちゃってる気がするのは私だけじゃないと思う・・・
火口を見に行った夜、流れる溶岩まで歩いた。
泊まってたB&Bのおじさんが、
「あんたたちトーチ(懐中電灯)持ってきなさい」
と貸してくれた。これがないととんでもないことになることを知らず、「ありがと~
」とのんきに出発するお気楽な私たち。
どろどろ流れる溶岩は、夜行かないと意味がない。昼間に見えるのは黒いどろどろのタールのようなもの。
もちろん、固まった溶岩の上を歩くのは明るい方がらくチンだし、海を見ながらのハイキングは悪いものじゃないと思うけど。
でもまあ私たちは夜に行きました。「遠くからでも赤いLava(溶岩)が海に落ちてくのが見えてきれいだよ。」と言われて。
たどり着いたのはそろそろ暗くなり始める夕方、すでに道路の両脇に車が延々と駐車されてた。
適当なところに車を停めて、トーチを持って、水とチョコバーを持って、人の流れについて歩き始める。
途中まではトレイルらしいものがあって人が列をなしてるので、それについていけばある程度は大丈夫。
でも、とにかくいろんなとこにとんでもなく大きな穴が開いていたり、
固まった溶岩がとがって突き出していたり、途中からは本当に道なき道を行くというかんじ。
道はありません。ただ固まった溶岩の上を、びくびくしながらもくもくとすすんでいく。
半分くらいまできたら日が沈んで、夕焼けがきれいにみえた。
溶岩を見るには運も必要で、その日の風向きによっても見えたり見えなかったりするんだって。
私たちは、海の近くの大きな岩に腰をすえ、一番星を探しながら、夕焼けと、空と海を眺めた。
もう少し歩くと、遠くに見えてきた。生きたLavaは大地を這い、見えたり、見えなかったりしながらとろとろと海へ落ちていく。ときどき穴からポッと噴出すことがあり、周りの人々からも歓声が上がる。
どうやら今日はよく見える日みたい。
Lavaは生きていて流れてるから、それがきらきらと言うよりはヌメヌメと輝きながら落ちていく。数千度の熱さ。
ハワイ島の血液。
海に落ちていく場所ではまるで火事のようにもくもくと水蒸気が上がりっている。
「近寄ると風向きでその水蒸気に巻き込まれるし、Lavaはどこから流れてくるか分からないから、絶対値被きすぎちゃだめだよ!」とB&Bのおじさんに言われた忠告に従い、私たちは遠くからじっとそれを見つめる。
空には星が輝き、他には何の人工的な明かりもなく、真っ暗闇のなか赤く流れる溶岩を見つめる。
とても不思議な気分。地球の中心、そこがどくどくと音を立てているのが聞こえるような気がする。
地球は生きていて、その血液を地上に噴出している、それを実感する。
地球の表面でどんなに科学や文明が発展して、人工的なもので覆ったとしても、私たちの立っているこの大地の奥深くでは心臓がどくどくと脈打って生きている。
最近の温暖化現象はやっぱり地球が怒ってるのかもしれないな~と漠然と思う。
怒って、震えて、体温が上がってきてる。
「こんなに美しい緑と、澄んだ水を与えてあげたのに!」
「壊して、汚して、好き勝手して!」
どくどくがだんだん大きくなると、地震が起こって、火山が爆発して・・・
こわーいい
妄想が膨らんだ・・・
でも本当にそう思った。
火山は生きている地球の芯に近い。だからそのまわりには地球の生命力が他のところよりもずっと強くかんじられるのは不思議じゃない。だからこそパワースポットになる。きっと昔はどこにでもあったのに、地球の表面が発展しすぎて分からなくなってしまっただけ。あたりまえのこと。
人がそれに惹きつけられるのはきっと野生の本能のようなものなんじゃないかな。
神妙な気分になってあまり話しもせずに帰った。
帰り道は本当に真っ暗で、でも気を抜くと突然深い穴が開いていて海にまっさかさまになっちゃうので、なるべくひとの後ろをゆっくりと歩いて帰った。トーチがないと死ぬとこだった。
ありがと、おじさん。
このトレイルを歩くのはすべて自己責任です。
もっと溶岩に近寄りたいなら底の厚い靴は必須です。
本当にとけちゃうから。
地球のパワーは半端じゃない。人間なんてイチコロ
でも、いいもの見せてもらった。
じゅじゅ@地球のココロ
ぽちっとね
ハワイ島は生きている その1 [旅の話(ハワイ島)]
どうしても行きたかったハワイ島。日程の問題で、キラウェア火山に行くか、マウナ・ケアで星を見るか悩みに悩んだあげく・・・キラウェアにした。
生きてる火山と、流れる溶岩を見てみたかった~
で、キラウェアをガイドのふくちゃんにつれられてハイキング~
ハワイ島を旅行するならふくちゃんのネイチャーハイクはオススメです。
とつとつと話すふくちゃんの話は実はとっても深いのだ。
でも、HPわかんないの。ごめんなさい。有名な人だから、きっと誰か知ってると思うけど・・・
キラウェアの火口を車でぐるりと回りました。
途中から霧と雨でちょっと大変だった。
今女神ペレが住むと言うハレマウマウ火口に到着したとたん、その雨はなぜかやんで何とか車から出られた。
あたりは思ったより硫黄のにおいはしなくて、でもお天気のせいか時刻(夕方)のせいか他の観光客は1組の子供をつれたファミリーだけ。なぜかとっても静まり返ってました。
霧雨がやんで、あちこちからスチーム(水蒸気)が上がってて、なんだかとても不思議な雰囲気。
とりあえずビーチで挨拶をしたように、ここでも心の中でペレにご挨拶。
この足の下、ずっと深いところでペレが生きていて、ハワイ島がドクドクと脈打ってる。
そう考えると、なんだか霧雨で寒いはずなのに足の裏が暖かくなってくるような気がします。
もしかして雨のほうが雰囲気あるのかも・・・
ハワイガンのネネもちゃんとお出迎えしてくれました。
じゅじゅ@ドクドク
スピリチュアル ハワイ島 [旅の話(ハワイ島)]
江原さんのスピリチュアル本や番組がたいそうはやっています・・・
最初は面白がって見ていたけど、マイブームはずっと前に通り過ぎて行った。世の中が病んでいるから、こういう精神世界に関することが流行るのかな。
その江原さんがハワイ島のとある場所でオーラが見える!とTV番組で言ってたらしい。
ってことを、検証してるサイトに出会った。
ハワイ島情報局 あいらんどどりーむさん
http://www.bigislandinfo.com/tv/chousatai/index.htm
で、これは行ってみよう!と思い出かけてみたわけです。
ペレは女神。スタバのタンブラーにもなってます。 [旅の話(ハワイ島)]
ハワイ島には有名な女神がいます。
その名も「ペレ」。
これは5年ほど前に友達がお土産にくれたスタバのタンブラー。
でも確かそのときは
「ハワイのかっちょいい男の人がついてるから、買ってきたよ~」
と言われて貰った・・・
ごめんなさい、ペレ、あなたはかっちょいい女神だったのね!
じゅじゅ@勘違い
ちなみに私はハワイにいる間中、ポストカードの女性のようにいつも両手を大きく広げて空を仰いでおりました。ハワイ島は地球の呼吸を感じられた初めての場所で、ああやって両手を広げて風を受けると、ペレとHUGしてるような気分になります。これホント!
ハワイ島でレンタカー [旅の話(ハワイ島)]
さって、無事ハワイ島に到着!
むっとする暑さにウキウキ♪
一本早い便に間違って乗ってしまった私は、そこではたと気づく。
荷物は?そう、本当なら荷物は1便遅いオリジナルの便に乗っているはず・・・
意味なーいい!せっかく早く着いたのに、結局荷物が届くのを待たなきゃならないの?(涙
だめもとで、baggage claimで聞いてみる。暇そうにしていたお姉ちゃんは嬉々として、探しに行ってなんと見つけてくれた!!thank youーー☆
無事に荷物をピックアップしてどこからどこまでが中か分からない空港から出る。空港はほとんど外みたいなものだから、屋根のないところに出るとそこはもう一般道路。バスの停留所みたいなところに、各レンタカー会社が運行しているピックアップのバスを見つける。
例えば「Dollar」「Hertz」「Budget」・・・ 車体に大きくロゴがついているので、それを見つけて勝手に乗り込むと少し離れた事務所まで連れて行ってくれる。
これは、予約のない人でもOKみたいで乗っていけばとにかく事務所につくので、そこで車があればレンタルできると思われる。
ハワイ島一人旅 飛行機お乗換え [旅の話(ハワイ島)]
さて、無事にホノルルに到着しました。
UA便の予定がJALのリゾッチャに!そしてそのお陰でかなり早くにチェックインできたので座席も選び放題。
「窓際の出口に近い席で」
のリクエストどおり、着陸とともに入国審査へまっしぐらできたので乗り換えもらくらくちん♪
飛行機の座席指定はだいたい「窓側と通路側がございますが?」って感じだけど、言えばもっと細かく指定できる。
例えば今回のように出口に近い席、映画好きな人はスクリーンの見えやすい席、ガタイのよい人は足元の広い席、トイレに近い席、その他もろもろ・・・
最近はWEBで自分で指定できたりする航空会社もあるので、たかだか座席とあなどらずに貪欲になるべし!
長旅の快適度、到着後のスムーズさがぜんぜん違うから~。