あけまして上海 夜景 [旅の話(アジア)]
外灘まで歩き、建物群を見たけど風が強くとにかく寒い。景色はきれいで、対岸のビル群が青空の下にどーんと建ってた。建築当初は世界一高かった森ビルのSWFCやピンクの丸が二つの東方明珠塔がよく見え、たくさんの人が記念写真を撮ってた。
こちら岸には租界建築群が素敵に並んでるけど、神戸に住んでたわたしとしては旧居留置っぽくて、しかもとにかく寒いのでライトアップが美しい夜に出直すことにする。
そして夜の眺めは本当にまったく異次元のようにきれいだった。
ヨーロッパの街角のような外灘の夜景。
ちょっとぼけてるけど浦東の夜景は近未来宇宙のよう。ここには世界で10本の指に入る高層建築が並んでるらしい。普通のビル群に見えるけど、実際は相当な迫力なのだ
ちなみに森ビルのSWFCはわたしには栓抜きに見えます.
じゅじゅ@キラキラにうっとり
あけまして上海 観光(ERA) [旅の話(アジア)]
上海に来たなら上海雑技団
昔見たことあるけど、華奢な女の子達が軟体動物ばりにくねくねと身体を折り曲げてつながったり、積みあがったり、飛んだりはねたり、細いけど筋肉もりもりの男の人がその女の子達を乗せまくったり、椅子をびっくりするくらい積んだ上で逆立ちしたりととにかく目が点になるくらいびっくりしたことを覚えててどうしても見たかった。
とここでるるぶを取り出し確認。ふむふむ古典的なのから最新のものまで色々あるのか~
隣から旦那さんが、「あ、これシルク・ドゥ・ソレイユのプロデューサーがプロデュースしてるんだって」
と言うので「ERA」というちょっと趣向の変わったものを見ることにする。
思い立ったのが夜だったし、どうやら会場に行けば席を選んで購入できるようだったので当日の朝9時すぎに現地へ行った地下鉄の駅からも近くアクセスはとっても便利です。
るるぶ調べによると電話受付は9時から。でもBOX OFFICE(チケットブース)につくと自動ドアは閉まってた。中にはお姉さんがいてドアを開けてくれたので、チケットを購入。席はVIP(580元)、A(380)、B(280)、C、(180)?だったかな。
小市民のわたしはこういうとき「Bでいっか」と思うんだけど、旦那は「ショーはけちけちせずいい席で見る」と言う。とりあえず空いてる座席を見せてもらうと、なんと朝イチということもあってA席の中央最前列の席が空いてたためAで即決。
BOX OFFICEは英語が通じるし、空いてる席をみてチケットを購入できるけど、多分電話や代理店経由だと座席指定までは無理らしいので、多少面倒でも行ってみる価値はあると思う。
夜になって、街ブラを終えたわたしたちは19時過ぎに駅に到着。地下鉄駅をでると、串焼きのいいい匂いがしてて、ローカルの女の子がふたり焼いてもらってたのでわたし達も真似して購入。
残念ながら写真を撮るのは忘れたけど、この羊串はスパイシーでとっても美味しい
2串で4元串をかじりつつ会場へ向かう。すでに観光バスが一杯停まってるし、会場前には車もいっぱい。
入口でチケットを渡し、席に着くと本当に真正面の席でいい感じ
演技に支障が出るので撮影は禁止!なので写真はないけどとにかく迫力のショーだった。
まず、床からせりあがってきた30センチほどの台の上で腕1本で身体を支えていろんなポーズをとっていく姿にびっくり。最近ヨガをはじめて、腕や首だけで身体を支えることがいかに大変かを身を持って感じてるのでさらに感激
コミカルな演技あり、陰影を使った演技あり、上からぶら下がったリボンだけで身体を支えて空中を飛び回る演技あり、サーカスでよく見る球の中にバイクが入ってぐるぐる回るものあり、とにかく迫力満点でとっても面白かった
特にバイクのは、入って3台くらいかなーと思ってみてたらなんと最終的には6台?くらいはいってぐるぐる回ってました。タイミングが合わなければ大惨事本当にびっくり。ちび黒サンボのトラならバターになっちゃうんじゃないかと言うくらいすごい勢いで回ってたし
高価なショーではあるけど、演出も面白くて美しいし、音楽は全て生演奏だし、見る価値はあると思います。そして、舞台脇だと分かりにくい演技もあるので、出来れば正面に座ってみるのがいいと思う。
本当はThe上海雑技団、って感じの椅子を積み上げてポーズとったり、軟体動物のように身体を自由に曲げる女の子達をもっと見たかったけどそれはそれ、これはこれ。
後ろでも前でも変わらなく見えるけど、舞台に近い方が迫力があると思うので、VIP席もありでしょう
※1元=約13円
じゅじゅ@目が点
隣に3歳くらいの男の子が座ってたけど、ずっと飽きずに舞台に釘付けになってました
あけまして上海 観光(豫園) [旅の話(アジア)]
翌日は旦那さんの会社の人のオススメで豫園に行く。
入口の門の前に行くと、ちょうど某大手旅行会社のツアー客へガイドさんが説明をしていたので、そ知らぬ顔をして隣で聞く
「豫園」は江南地方を代表する古典庭園で「豫悦老親(老いた両親を喜ばす)」という言葉の語源となった庭らしい。ふむふむ。
四川省の役人だった息子が老いた父を喜ばそうと造園名人の張南陽という有名な庭師に18年もかけて造らせたそうだけど、結局長くかかりすぎてお父さんは完成を見ずに亡くなったんだって。残念
屋根の装飾や龍の像も見事。それぞれの門の入口にいる獅子、扉に彫られた絵などとってもお見事。緑がたくさんあって、池の周りを彩っていたり、あちこちに穴の開いた奇妙な石があったりと歩いてても楽しい。ただ天気はよかったけど気温が0℃くらいだったので、石畳の地面からしんしんと冷えが伝わってきてとっても寒かった春先から秋はもっともっときれいだろうな
これを見た旦那さんがひとこと
「父親を喜ばせるためにこれだけのものを造らせた、ってどんだけ喜ばせたかったんだ」
・・・親孝行な息子だ。間に合わなかったけど
途中入場チケットを持ってるとお茶の試飲をさせてくれる場所がありました。養生茶というのかな?
よくある減肥、脂肪吸収抑制、美容なんてものから、抗癌とか糖尿病、不眠改善、腰痛、通風、脳梗塞、動脈硬化、滋養強壮などなど、その症状にあわせたお茶を飲ませてくれます。
わたし達は片言日本語で不親切なおじさんの説明がよく分からず、1種だけ飲んで出てしまったけど、隣の部屋で飲んでた欧米人に説明してたおじさんは英語で親切に説明してて、どうみても全種類お試しで飲めて、しかも購入できそうな雰囲気でした。
後から行った街中のお茶やさんでは一部しか売ってなくて、どうやら専門のお店に行かないと売っていないようです。うちの父親のために腰痛に効くお茶を買いたかったんだけど見つからず・・・
興味ある方はここで買ってもいいかもしれないですね
ちなみに街のお店で聞いたところ、ジャスミンティ(茉莉花茶)は美容に、タンポポ茶は解毒に、プーアール茶は脳梗塞とか動脈硬化にいいそうです。このようなお茶はローカルスーパーのお茶屋さんで普通に売ってます
豫園は有名な観光地なので、お店の周りには京都清水寺周辺のようにお土産がたくさん売ってます。古いきれいな町並みで雰囲気もいいのでそぞろ歩きもたのし
じゅじゅ@孝行娘?
あけまして上海 タクシー [旅の話(アジア)]
空港からタクシーに乗った普通のなら200元弱。間違えて空港タクシー(リムジン)に乗ったのでわたし達は300元だった。
急いでいたのでそう伝えると、俄然ドライバーがかっ飛ばし始める。上海の運転マナーは相当荒く、車線変更、追い越し、無理な突っ込みのオンパレード。クラクションを鳴らしまくり、蛇行しまくり、割り込み、ぎりぎりまでスピードを落とさず・・・わたしには運転は無理だなぁと冷や汗かきつつ乗ってた。
でも、不思議とぶつからないし、するするとすり抜けてくのはスゴイ。でも高速道路の途中で、オービス(取り締まり)が絶対バシッと光ってたと思う。きっとこのドライバーは罰金だワハハ。
お姉さんはホテルまで1時間って言ったけど、結局35分で到着。恐るべし空港タクシー
上海のタクシーは初乗り3km12元(約150円)で、泊まってたホテルから主要な場所へはだいたい15元までで行けたのでよく利用した。英語が通じないドライバーも多いけど、地図を見せるとたいていは理解して貰えるのでとても便利だった。
ちなみに地下鉄は2元~4元くらいでこれもとても便利でした路線も充実してるしマップも分かりやすいしきれいだし。時間があって移動を繰り返さないのであれば地下鉄でも十分です。今回はホテルから駅までちょっと離れてたのといろいろ時間がなかったので、タクシーと併用して利用してたけど、いつもの貧乏旅行ならきっと地下鉄だけでも十分だったと思う。
とにかく漢字が読めると言うのはかなりのアドバンテージだと思う。駅も通りの名前も見つけやすいしね。中国語の発音はとても難しいので、もっぱら字を書いたり、ガイドブックや地図の指差し攻撃、っていうので今回のコミュニケーションはなりたちました
※1元=約13円
じゅじゅ@てくてく
あけまして上海 到着 [旅の話(アジア)]
久しぶり(ほぼ1年ぶり)に成田空港について、旦那さんは2度目だけどわたしは初めてなので、とりあえずガイドブックを買うことにする。
色々あったけど結局一番美味しそうな写真のるるぶを買った。(が、あとで後悔することになる)
出国手続きを済ませ、「見るだけ、見るだけ」といいつつ早くもDFSを物色し、オマケがいっぱいついた新しい香水をゲットし、テンション上がりつつラウンジへ。
出国ゲートは遠いけど、ここのラウンジは酒バーがあったり、美味しいチョコがあったりとなかなかヨロシイスナックをつまみながら、早くもビールで一杯
旦那さん曰く、ラウンジによってビールの種類(キリンとかアサヒとかエビスとか・・・)が違ったり、置いてある軽食が違ったりしていて面白いんだって。
貧乏旅行していたときはラウンジなんて縁がなかったけど、こうやって出発前にカタカタPCで仕事してる旦那さんを横目に、ビールとチョコとおつまみで早くも幸せ気分に浸れるなんてありがたい
そして、飛行機で一路上海へ
上海に着いたのは17時半頃。すでに暗く、漢字ばっかりの世界に若干の違和感を感じつつ、この間「がっちりアカデミー」で両替は中国でしたほうが得!と言ってたので到着してから即刻両替する
※1元=約13円
と、ここでいつもならエアポートリムジンか電車に乗るところ、現地での打ち合わせがあるのでタクシーに乗ることにする。るるぶで見る限り1700元くらいでいけるらしい。
とそこへ親切そうなお姉さんがタクシーの案内に来たので任せていたら、3000元もとられた・・・
ホテル送迎のリムジン会社がやってるタクシー会社らしい。カードが使えて英語が通じたのはいいけど、わたし達としたことがやられてしまった。確かにちゃんとしてるけど、普通のタクシーで十分だった悔しい これが会社の経費でなければ怒るところだけど、経費清算できるので潔くあきらめることにする。でも、皆さんは損するので気をつけてさい。
じゅじゅ@しっぱい
あけまして上海 [旅の話(アジア)]
年末も押し迫った29日、突然上海に行くことになった
まー旦那さんの出張についていったので、突然もとつぜん。旦那さんは行くはずだった同僚のパスポートが切れてて、出張がまわってきたようです。
そこは旦那さんもわたしも元旅人なので、フットワーク軽くさっさと手配をし、旦那さんが行くなら自腹でついていこう~お正月ひとりで迎えてもつまらないし~とご近所へでも行くかのように二日後、大晦日に出発した。
中国には旧正月という立派なお正月があるので、一般的なNewYearは特に特別ではなく、だからあまり人気がないのか行きの飛行機はガラガラ・・・そしてホテルもガラガラ・・・
とはいえ、久しぶりのしかも初の中国と言うことでテンションはあがる
旦那さんの仕事は翌日と3日後の二日間で、あとは自由時間なのでその間に旅を楽しむことにする。
外国にしばらくいて年を越したことは何回かあったけど、こうやってTHEお正月休みに海外に出るのは初めて(だって高いから・・・)なので、ちょっと気分がいい
旦那の実家とうちの実家に電話したらどちらも「あら、いいわね~」と呑気に笑ってた。
さすが、いまさら驚きもせず
じゅじゅ@ニイハオ