あけまして上海 お食事 その5 [旅の話(おいしいもの)]
上海にきて1食目(高級レストラン)2食目(ホテルのビュッフェ朝食)3食目(フードコート)。
4食目にしてやっとローカル食堂に入る
南京道路は上海の歩行者天国で、いくつものショッピングセンターやデパートが並んでいる。元旦の南京道路はお正月セールの影響もあってか信じられないくらいの人人人・・・
もともと人ごみが嫌いなわたしたちはさっさと退散したものの、夜景を見るために夜にまた外灘まで足を運び、その帰りに食事をするため南京道路へ行った。
夜になると人はかなり減っていて、少し横道に入るとローカル食堂が並んでて店員が呼び込みをしてた。その前を1往復して、一番ローカルの人たちでにぎわってたお店に入る。
入口ではいい匂いで串焼きを焼いてて、中では若いグループやカップルが鍋をつついたりしてた。
夜になると道端に登場する焼き鳥のような屋台。細いドラム缶を半分に切ったような入れ物に真っ赤に焼けた炭を入れて、いろんな種類の肉や海鮮を焼いている。いい匂いなんだけど、いまいち思い切れずにいたそれを初めてそこのお店で食べた。
食堂の入口にトレーに入ったいろんな食材が置いてあって、それを自分で選んで渡すと焼いてテーブルまで持ってきてくれる。何の肉か分からず、前のカップルが選んでたものをとイカなどを焼いてもらったら、これが超美味しい
イカげそやチキンも美味しかったけど、一番はまったのは羊。カレー風味のスパイスをふりかけられたそれは、羊のくさみとあいまってビールが進む美味しさだった。
串4本、ビール1本、炒め物、野菜、ラーメン、小龍包で80元くらい。
おばちゃんもおじちゃんもいい人で楽しめたお食事だった。
そしてその翌日、今度は東台寺古玩具街へ骨董を見に出かける。
が、あまりに本気の骨董で、イマイチ心惹かれるものなく、オマケに人も少なくて意気消沈
朝早くからERA(上海雑技団のショー)チケットを買い行っておなかすいたので、骨董街から市場のほうへ向かいローカルレストランを探す。
気分は麺。るるぶには美味しそうな麺の写真が載っているのに、まだおいしい麺にありつけていない。昨日のローカル食堂はよかったけど、旦那さんが食べた牛肉面は面がやらかくてイマイチだったし・・・近くをさ迷い歩くも、イマイチピンと来るお店はなく、またてくてく歩いていたら食堂というか半分屋台みたいな店の並ぶ通りを見つける。
におってきたぞーとまたテクテク歩いてくと麺屋さんを発見。刀削面とか書いてある。小さくて、テーブルは3つしかなくて、間口が狭くて、でもローカル民で満席だったので思い切ってそこに入る。
もちろん言葉は通じないけど、「トーショーメン」とつぶやくとおばちゃんは「刀削面」とすぐに理解しておじさんに伝えた。よく見ると、おじさんはそこで麺をうってた
旦那さんは違うものをってことで牛骨ラーメンをオーダー。
前の人の注文が終わるとおじさんは小さい枕ほどの生地を抱え煮えたぎったお湯に包丁で生地を削って落とし始めた。
わー そうそう、これが見たかったんだと感激しつつ、きっと美味しいに違いないと期待を膨らませて待つ。
出てきた麺はコシがあって超美味い麺の、このちょっと太いところが小麦麺の風味がして本当に美味しい。もちろんスープもシンプルでとっても美味しい
旦那さんの方は細麺だったけど、それもちゃんとその場で打って湯がいてたので、コシがあってすっごく美味でした。
これで1杯4.5元。(約60円)
本当に、初日の400元はナンだったの?
というくらいローカルフードを堪能したのでした。
ちなみにこの日は、漢方屋?の入口のちまき1個5元、駅の羊串2本4元を食べてERA(1席380元)を鑑賞に行きました。
なんなんだこのバランスは。
じゅじゅ@ローカル食堂大好き
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