あけまして上海 お食事 その2 [旅の話(おいしいもの)]
豫園には美味しい小龍包があると上海オフィスの人が教えてくれた
「南翔」というそのお店は豫園出口を出てまっすぐ広場に出たところ、右手にある。いつも大行列が出来ていて、2F、3Fにもお店はあるけどどこも満席。10分くらい待てば入れるとお店の人は言うけど、どう見ても10分では入れそうにないのであきらめる。
でも同じお店が南京西路、ユニクロ裏の建物の2Fに入ってるのでそっちで食べることにした。さすがにこっちのお店は大行列ではなかったけどそこそこ混雑していた。
小龍包には牛、海老、鶏、蟹、野菜などいろんな種類がある。わたしたちは定番の牛と海老、そして蟹を注文して待つことしばし・・・目の前にあつあつの湯気を立てた蒸篭が3つ重ねられた。
わー素敵。小龍包はこうでなくっちゃ
あつあつの小龍包をひとつお箸でつまみ、黒酢に浸しおそるおそるかじる。なぜならとっても熱いスープが入ってるから。スープをチュッと吸うとふわんとおいしい匂いが鼻の奥を抜けてく。
美味しい~わたしたちは熱々はふはふと一心不乱に箸をすすめたよ。(だから写真もありません)
ふと旦那が言う。「俺の夢の一つはわんこそばのように、隣に蒸篭をもったおばちゃんがたって自分の皿に、もういいというまで熱々の小龍包を食べ続けることだなぁ」
あはははそんなに小龍包が好きだとは知らなかった。実はいつもサントリー烏龍茶のCMを見てよだれをたらしていたに違いない笑ける。
翌日にもう一つ、るるぶ情報による小龍包やさんへ出かける。
「佳家湯包」というそのお店は人民広場駅の近くにある。仕事のため午後には蘇州へ出発しなければならないと言うのに、旦那さんがどうしても食べたいと言うので荷物のパッキングもそこそこに出かける
しかしお店の前にはすでに行列。日陰で寒風吹きすさぶ中、みんなおとなしく並んでいる。並んでいる人も、ローカル人あり、日本人あり、欧米人あり、とバラエティにとんでる。ガイドブックにたくさん載ってるに互いない。
目の前でローカル、でもリッチそうな若いカップルがいちゃいちゃしているのを眺めつつ待つこと30分。やっと順番が来たと思ったらレジのおばちゃんがメニューを書いた札をひっくり返し始めた。
・・・残っているのは96元の純蟹粉とちょっとだけ高い28元の蟹粉+牛の小龍包しかなかった
後で聞くとそもそも小龍包というのは朝食べるものなので、お昼前に売り切れごめんのお店も多いらしい。わたし達が行ったのは11時頃だったけど、朝6時半から開いてる人気のお店なら仕方ない。抜かりのあった自分達が悪いと泣く泣くあきらめ28元を食べた。
だって他のは18元とかだし、純蟹粉のは美味しそうだけどやっぱ96元は高いよね~と思って
ところがここの小龍包が美味い皮は薄く、なのにたっぷりとスープが入ってて、さらにかじるとふわっと蟹の香りがする。これは「南翔」のよりあきらかに美味しい
つくづく売り切れなのが残念だなぁと思う。そして96元を頼まなかったことを後悔だってこれでこんだけ美味しいと言うことは、純蟹ならどんだけ美味しいのか、濃厚な蟹の味がするのかってことだよ。
でも、どんどん伸びる行列の視線が痛いので、あきらめて店を出る。次回上海にきたら、必ずここに来て全種類を制覇しようと旦那さんとふたりで誓った。
じゅじゅ@はふはふ
ちなみに「南翔」は日本にも支店があるらしい。六本木ヒルズにあるあれだ!と旦那さんが言ってました。http://www.nansho-mantouten.com/index.html
そっか手広くやってたのか。なんかちょっと残念な感じ。
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